スタッフを雇っている サロンオーナーさんへ
こんにちは! サロンオーナーマインドコーチの 川副有希です。
「スタッフさんに 長く働いてもらうには どうしたらいいでしょうか?」
生徒さんからのご質問に答えます。
差し入れしたり、 誕生日にプレゼントをしたり
ご飯に連れていってあげたり
感謝の言葉を伝えてみたり
少し給料を増やしてみたり
スタッフの モチベーションを上げるために、
色々やっています。
と、おっしゃる生徒さんですが、
スタッフの定着率は悪く、 微妙なスタッフだけが残り 振り回されているそうです(笑)
きっと、自分なりに考えて、 自分がされて嬉しいことを しているサロンオーナーさんも いらっしゃるのではないでしょうか。
しかしですね、、、
これはほとんど 意味はないかと思われます。
私も以前は、
誕生日やらスタッフとご飯を食べに行ったり、お年玉を渡したり、
感謝の言葉を伝えてみたり、
色々していました。
しかしですね、今はそのような ことを一切していなくても、 スタッフの定着率が上がったのですね。
何をしたのか?
ズバリ!
モチベーションを上げるのではな
く、「長く働きたい」と思って もらえるサロンを作ったということです。
どういうことかというと、
物をあげたり、
お金をあげたりすることで 一時的に「嬉しい」という感情にはなるかもしれませんが、3日も経たずにその感情は無くなると言われているのです。
つまり、モチベーションを長く 保つことはできない。
ですから、他者がモチベーションをあげようとしてはいけないのです。
私も一切、モチベーションをあげようとはしていません。
その代わり、スタッフが安心して長く働ける環境を創ることに
重きをおいています。
スタッフを疲弊させなくても 利益が上がる仕組みとか
そして、利益が出たら、 スタッフに還元・分配するとか
(無意味にお金を渡すのではなく、 利益が出たら分配する)
スタッフとの食事も 思いつきで行くのではなく、 会社の公式な行事として行うとか
予約を切ってでも休憩に行かせるとか
有給もしっかり取るよう私から、 促し、ワークライフバランスの 取れる働き方をさせています。
多くのサロンオーナーさんを 見ていると、自分と同じレベルで働かせようとしていると、感じます。
(美容業界は過酷が 当たり前でしょ・・
休憩に行けなくて 当たり前とか)
休憩にも行かないで、とにかくお金を稼ぎたいというスタッフさんもいるでしょう。
働きすぎ=美徳
しかし、そういうスタッフがいると、他のスタッフも休憩に行きづらいのです。
お金をたくさん稼ぎたいと、
いうのは悪く有りませんが、 休憩に行かず身体を酷使して
働くのはいけません。
それを良しとしているのであれば、オーナーから辞めるべきです。
だから、うちのようなサロンはある意味、珍しくてスタッフが入社しても辞めない。
目先の売上げを捨てたオーナーから勝ち抜けます。
質の高いスタッフが 入ってきて辞めないから
採用費も教育費も必要以上に
掛からない。
一人勝ち状態だと感じています。
ここに気がついても、
なかなか自分のマインドが 変わらなければ、変えられない。
それに、小規模サロンさん、 資本力もないし、 単価が低くてなかなか
売上げが上がらない、
予約をパンパンに詰めないと サロンが回らない・・・ なんてこともあるかもしれません。
ほんとに利益が出なくなってしまっては意味がないですからね。
そこは、単価と売上げも見させてもらってから、なにから始めていけばいいか、アドバイスさせてもらっています。
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